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ITエンジニアが足りない?「IT技術の高度化」と「教育」が追いつかない現実

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ITエンジニアが不足しているというのは本当か

最近では、いろいろなメディアでITエンジニアの不足が深刻化していると報じられています。実際それは本当のことなのでしょうか。IPA(情報処理推進機構)から毎年「IT人材白書」という情報が発行されていますが、そのデータを見てみると確かに、5年前と比べて「大幅に不足している」と答えた企業が、5%から19%に。「やや不足している」と答えた企業が、43%から63%に増えています。
ただ、このデータを鵜呑みにして、「IT人材が不足している」と決めつけていいものでしょうか。エンジニアになる人が減り、エンジニアだった人が辞めていっただけなのでしょうか。そこには、「IT技術の高度化」と「教育」に関する問題があるようです。

ITエンジニアが不足しているというのは本当か

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IT技術の高度化

IT技術は、日々進化しています。1年前に主流だった技術が、今では時代遅れになるほどその進化は凄まじいものがあります。ITエンジニアは、その流れに必死についていかなければ仕事がない状態になるのです。
10年前、「COBOL」というプログラミング言語がシステム開発では主流でした。当時は、この言語スキルがあれば一生食べていけるとまで言われていました。しかし、今となってはCOBOLで作られるシステムは皆無です。古いシステムの改修や保守のために多少の需要があるのみです。
このように、ITエンジニアには将来的に安泰といえる技術はありません。次々と登場してくる技術を習得していかなければITエンジニアとして活躍することは難しいのです。古い技術しかできないエンジニアが社内にたくさんいて新しい仕事ができなければ、「ITエンジニアが不足している」と答える企業もたくさんでてくることでしょう。

教育の問題

前述のとおり、ITエンジニアは常に新しい技術を習得していなければ時代に置いていかれ、在籍しているにも関わらず「技術者が不足している」と言われてしまうのです。では、企業はそうならないためにエンジニアの教育を十分に行っているのでしょうか。
冒頭の「IT人材白書」によると、半数の企業では予算がないため社員教育をしていないということです。これは、技術の習得はエンジニア任せで、会社としてはタッチしていないということになります。エンジニアは納期に追われる多忙な職業です。自分でスキルアップの時間を確保することは非常に難しいでしょう。会社がエンジニアの教育に力を入れなければこうしたエンジニアの技術が足りていないことによる「IT人材不足」という状況は改善しないことでしょう。

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